燃え尽き症候群の3タイプ
あなたはどれに当てはまる?
最終更新: 2026年5月
Montero-Marín & García-Campayo(2010)の研究に基づく、バーンアウトの3つの臨床サブタイプを解説します。同じ「燃え尽き」でも、タイプによって原因も回復方法もまったく違います。
熱狂型(Frenetic)
「止まれない。休めない。でも「もっとやらなきゃ」。」
特徴
- - キャパを超えて引き受ける
- - 休憩に罪悪感
- - 成果への強い執着
- - 私生活が犠牲になっている
身体で起きていること
コルチゾールが過剰分泌。交感神経が常にオン。身体が「戦闘モード」から抜けられない。
回復のヒント
「止まる仕組み」を環境に組み込む。意志力では止まれない。カレンダーに「何もしない時間」をブロックする。就寝90分前のシャットダウンルーティン。
退屈型(Underchallenged)
「刺激がない。成長がない。何のためにやっているのか。」
特徴
- - 仕事に変化がない
- - 能力が活かされていない
- - 成長実感がない
- - 退屈さや無関心
身体で起きていること
ドーパミン報酬系の反応が鈍化。達成感を感じるセンサーが鈍くなっている。
回復のヒント
毎日1つ「小さな新しいこと」を取り入れる。仕事の外で「熟達体験」を作る。料理、楽器、語学など上達を実感できるもの。
消耗型(Worn-out)
「何をしても報われない。努力する気力すら残っていない。」
特徴
- - 努力に見合う評価がない
- - 困難で努力を放棄
- - コントロール感の喪失
- - 学習性無力感
身体で起きていること
HPA軸の反応性が低下。コルチゾールの分泌能力が枯渇。ストレスに対して「もう反応できない」状態。
回復のヒント
まず「できたことを認める」練習から。毎晩3つ書き出す。1日1回「自分で選ぶ」小さな決断を意識する。
参考文献:Montero-Marín, J., García-Campayo, J., Mera, D. M., & López del Hoyo, Y. (2009). A new definition of burnout syndrome based on Farber's proposal. Journal of Occupational Medicine and Toxicology, 4, 31.